北海道には豊富な森林資源があります。ただ、その資源を具体的にどのように建築に生かしていけばいいか分からない、という声もよく聞かれます。そこで北海道では今年度も専門の相談窓口を開設しました。
道産木材をより多くの皆様にご活用いただけるよう、非住宅や中高層の木造建築の整備や建築物の木質化や木質バイオマスの有効活用などに取り組んだり、興味関心があったりする道内の自治体職員や事業者、設計者等の皆様から木造建築や木質バイオマスに関わるさまざまなご質問やご相談を承っております。
「令和8年度 木造建築及び木質バイオマスに係る相談窓口」
お問い合わせフォーム
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下記フォームに必要事項をご記入のうえ、お送りください。専門アドバイザーが皆様からのご質問やご相談にお答えいたします。
令和7年度の相談内容実績
【Case.1】新築施設への木質バイオマスボイラー導入に関するご相談
ご相談者
設計会社
ご相談内容
○○周辺で新築の宿泊施設を計画しており、木質バイオマスボイラーの導入を検討しています。導入に向けた具体的なプロセスや、地域内で燃料(チップやペレットなど)を供給してもらえる可能性があるか教えてほしいです。
アドバイザーの回答
導入プロセスについて、基礎知識として役立つ道庁などのガイドブックをご案内しました。そのうえで、施設の熱需要に合わせた蓄熱槽の活用や、バックアップボイラーの必要性など、運用に向けた実践的なアドバイスを行いました。
また燃料供給については、当該エリアにおけるペレットやチップの流通状況の目安をお伝えするとともに、未乾燥チップを利用する場合のボイラー選定の注意点をご説明しました。さらに具体的な地域情報の収集先として、近隣の森林組合の窓口をご紹介しました。
【Case.2】既存施設の修繕における木材利用と補助金に関するご相談
ご相談者
公共施設
ご相談内容
老朽化した鉄骨鉄筋コンクリート造の公共施設があります。今後、建物の修繕を行う際に木材を利用した場合、活用できる国の補助金はあるのでしょうか。
アドバイザーの回答
建築物の木造化・木質化に関する補助事業は、基本的に「新築・改築」を対象としているものが多く、既存施設の修繕に直接ご活用いただけるものは少ない現状をお伝えしました。
今後のご検討の参考として、新築や改築時に活用できる補助事業を網羅した林野庁の資料をご案内。併せて、将来的に計画が具体的になった際の、地元の相談窓口(振興局の林務課)についてもご案内しました。